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NGN+S 2007 Autumn 講演抄録

〜高まる新ビジネスへの期待感〜

BEA 「LSF」で実現する
次世代サービス
 

 

 

高山 義泉氏

日本BEAシステムズ

ソリューション営業本部 WLCPビジネスディベロップメントマネージャ

 
SDPはNGN/ISM上に限定されたものではなく、広く新しいサービスを構築する基盤としての役割を担うものだ。BEAのSDPソリューション、Liquid Services Frameworkは既存サービスやOSS/BSSのサードパーティへの解放、キャリア内での連携を可能にすることで次世代サービスを実現する。

 

 本日は次世代サービス構築の方法論についてお話をした上で簡単に弊社のSDP製品の紹介をさせていただきたいと思います。
 今日、通信の世界では、電話、インターネット、メールやWebをはじめとする多種多様なコミュニケーション・アプリケーションが活用されています。その中で多くのキャリア、サービスプロバイダーの皆様は、次の収益源となる新たなキラーアプリケーションを開発すべく頭を悩まされているのではないでしょうか。
 とはいえ全く新しいサービスのアイディアはそう簡単にでてくるものではありません。そこで最近は既存のサービスを連携させて何か新しいものを生みだそうという「複合サービス」がひとつのトレンドになっています。
 こうした新サービス開発の鍵になると考えられているのがSDPです。一般にはSDPという言葉はNGN/ISM上のアプリケーションを構築する基盤の意味で使われていますが、私どもはそうではなく、次世代の、次世代でなくてもいいのですが新しいサービスを提供する基盤がSDPだと考えています。
 先程の「複合サービス」のトレンドに加えて、最近はこうした既存資産を別の会社に貸し出すことで、結果的に新しいサービスが誕生するという動きもでてきています。
 例えば英国のO2という移動通信事業者は当社の製品を使ってサードパーティに位置情報機能やSMSなどの機能を貸し出せるようにしました。ある企業はこれを使ってO2のユーザーが店舗の近くに来た時に割引クーポンをSMSで配信するサービスを提供しています。キャリアがインターフェースを公開することで、従来になかったサービスが誕生したわけです。SDPとは、このようなサービスの橋渡しを行うことで新たなサービスを生み出すことができるものと我々は考えています。
 ではこうしたSDPをどうやって構築していくかですが、当社ではLiquid Services Framework(LSF)という名称で、これを実現するためのフレームワークコンポーネントを提供しています。これは大きく3つのブロックで構成されます。
 まず1つがNGN/IMS上でのアプリケーションを構築するためのSIPアプリケーションサーバーです。
 この製品はJavaによるアプリケーションの開発が可能で、インターネットアプリケーションの開発経験のある方であれば、SIPのやり取りをご理解いただければNGN/IMSのアプリケーションが作れてしまいます。
 2つ目が先程のO2のようにキャリアが他の企業にサービスを解放してやるためのコンポーネントで、我々はBEA WebLogic Network Gatekeeperという製品名で展開しています。
 この場合、単にインターフェースを解放してつなげればいいわけではなく、SMSの利用は1秒間に100回までとかサービスアグリメントに基づいたサービスレベルの制御が必要です。課金情報の提供や障害発生時にはログの提供などが必要になる場合もあります。この製品はSIPサーバーをベースにしたものですが、多くの事業者のサービスやトライアルで得られたノウハウがつぎ込まれています。
 3つ目がAqualogic Service Busによるコンポーネント連携。これはサードパーティとの連携だけでなくキャリア内部の連携、さらにはOSS/BSSとの連携も実現するものです。サービスを作っても、実際にそこから収益を上げるためには、ユーザー管理や課金管理が非常に重要です。当社はこれをWebサービス、SOAという標準技術で実現していきたいと考えています。
 こうした環境が整備されることで、サービスは急速に進化していくことでしょう。大事なことは、それが決してNGN/ IMS上に限定されるものではないということです。 

●お問い合わせ先
日本BEAシステムズ
TEL:03-5545- 8440
E-mail:sales.jp@bea.com
URL:http://www.beasys.co.jp/

 

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